足の外側がなぜしびれるのか!!
足の外側がしびれるあなたに必見です。
まず、
足の外側がしびれるのは「外側大腿皮神経」という神経が絞扼される為に起こります。
簡単に言うと、
足の外がに伸びている神経が圧迫されるからしびれると言う事です。
では、
外側大腿皮神経とは何か?から説明していきますね。
外側大腿皮神経とは
まず、神経の働きをお伝えしますね。
神経の働き
①感覚を脳に伝える(知覚神経)
②脳からの指令で体を動かす(体性神経)
③自立神経(交感神経・副交感神経)
この3つの働きがあります。
今回の太ももの外側の神経がしびれるのは、
①感覚を脳に伝える神経(知覚神経)が何らかの原因によって絞扼されているから起こります。
外側大腿皮神経の流れ
太ももの外側がしびれるのは、
外側大腿皮神経が何らかの理由で絞扼されてしまうから起こるのです。
外側大腿皮神経の絞扼を取っていく為には、
神経の流れを知る事が必要になってくるのです。
では、「外側大腿皮神経」の流れをお伝えしますね。
①外側大腿皮神経の出発点は腰神経叢(L2〜L3)から起こります。
②次に、大腰筋の外側を通ります
③次に、上前腸骨棘の内側2cmを通ります
④次に、鼠径靭帯の下を通り、縫工筋の間を通ります
⑤最後に太ももに分布していきます
太ももの外側がしびれるのは、
この神経の流れのどこかで絞扼が起こってしまうからです。
外側大腿皮神経で絞扼が起きやすい場所
①一般的には鼠径部と縫工筋の間での絞扼が多いです
②脊柱の近くにある大腰筋での絞扼
多くはこの2つの場所で絞扼が起きてしびれてしまいます。
太ももの外側に効果的な3つの運動・ストレッチ
①ドローイン
ストレッチをする前にドローインを行います。
これは、
インナーマッスルを使う為に行います。
インナーマッスルとは体を支える・正しい姿勢を維持するの必須の筋肉になります。
このドローインをすることによって、
正しい姿勢で効果的なストレッチを行う事ができます。
ドローインのやり方
①深呼吸で「吸う」時にお腹を膨らませます
②深呼吸で「吐く」時にお腹を凹ませます
③お腹を凹ます時にお腹を背骨に押し付ける様に行います。
②腸腰筋ストレッチ
ドローインでしっかりとインナーマッスルを意識してからストレッチを行います。
やり方
①片足を大きく前に出します
②後ろ足を後ろに引きます
③腰を前に押し出す様にします
このストレッチで足の付け根が伸びている様に感じたらOKです。
③縫工筋のストレッチ
ドローインでインナーマッスルを意識してから縫工筋のストレッチを行います。
やり方
①シコを踏む様にします
②伸ばしたい方に肩を入れていきます
この3つの体操・ストレッチを一度行ってみてください。